内視鏡検査
当院の内視鏡検査について
胃カメラには「苦しい」「つらい」といったイメージがつきものです。
当院では鎮静剤を使用し、軽度に眠ったような状態で内視鏡検査を実施しますので、検査時の苦痛はほぼ無いと言ってもよいと思います。カメラも昔と違い細くなっており、性能もよくなっていますので、苦しい思いをされることは少ないでしょう。
胃内視鏡検査とは
一般的に「胃カメラ」と呼ばれている検査が、胃内視鏡検査です。
胃や食道、十二指腸の病気の早期発見に有効な検査方法として、非常に重要な役割を果たしています。近年の胃内視鏡検査技術は格段に進歩しており、苦痛も少なくより精密な検査が可能となっています。
内視鏡検査の流れ
検査前
最初に診察にお越しください。診察を受けられないまま検査することはありません。
現在の症状、既往症などを伺い、必要に応じて腹部の診察を行います。人間ドックや健診での検査で異常がみとめられた方は、検査結果一式をお持ちいただきます。
診察の後、検査することが決まりましたら、患者様のご都合を聞きながら検査日程を決めてご予約をお取りします。続いて検査について、前日の食事制限や服薬についてなどの詳しい説明を行います。
検査前の診察に必要なもの
- 保険証・服用中のお薬がある方は、お薬手帳などお薬の内容がわかるもの
- 健診や人間ドックで異常の認められた方は、その検査結果一式
検査前日
診察時にくわしくご説明した食事内容や注意事項を守っていただくようお願い申し上げます。
※検査内容や服薬中のお薬によって、食事内容・注意事項は変わります。勝手な判断はせず、必ず医師や看護師の指示に従ってください。
検査当日
受付(問診票記入)
診察券をご提示ください。
事前の確認(血圧、発熱など)
特別な異常の無い場合には看護師が事前の確認を行います。体調不良や問題のある時は医師が行います。
その後、検査方法や流れをご説明し、検査前に必要な処置(消泡剤や鎮静剤など)を行います。
検査の実施
検査は5~10分ほどで終わります。
検査終了後、鎮静剤の効果が落ち着くまでベッドでお休みいただきます。気分が悪い時はお申し出ください。
検査結果の説明
十分に覚めましたら、内視鏡で撮影した検査結果をご説明いたします。
超音波エコー検査
超音波検査について
肝臓、すい臓、脾臓、腎臓、胆管・胆のうなどの臓器や、甲状腺、乳腺などの状態や病気を対象とした検査を行います。
以下の病気の診断に有用です。
- 脂肪肝
- 慢性肝疾患
- 肝細胞がんなどの肝腫瘍
- 胆のうポリープ
- 胆のう結石
- 総胆管結石
- 胆のう腫瘍
- 胆管がん
- 膵がんなどの膵腫瘍
- 脾腫
- 脾腫瘍
- 腎結石
- 腎腫瘍
- 水腎症
- 副腎腫瘍
- 腹水
※婦人科疾患に関しては条件の良い場合は観察ができますが、正確な診断は専門医との連携を取る必要がある場合があります。
※必要に応じてCT・MRIなどの検査をしたほうがよいと判断される場合には、精密検査が可能な病院を紹介させていただきます。